中小企業サイバーセキュリティ対策関連の情報の備忘録

CyberSec diary

サイバーセキュリティ対策として、特に中小企業、個人でも考慮すべき対策にフォーカスした情報の備忘録です。

セキュリティインシデント対応は事業継続計画(BCP)の一つ

BCPとは

  • BCPとは、企業が緊急事態(自然災害、大火災、感染症、テロ、、、)に遭遇した場合において、事業資産(人・もの(情報及び設備)・金)の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期普及を可能とするため、平時に行うべき活動、当該緊急非常時における事業継続のための方法、手段などをあらかじめ取り決め、それを文書化したもの。f:id:mskn:20160629150655j:plain

BCPはなぜ必要か?

  • 企業が被災し、復旧が遅れ、事業継続が出来なくなると、①サプライチェーンの分断、②働く場の喪失、③事業の廃止、倒産といった事態に陥る可能性がある
  • また、被害が甚大であれば、産業集積そのものが喪失したり、地域の雇用や経済に大きな影響が出ることとなり、被災地以外に影響が波及することにもなる
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何のためにBCPを策定するのか?

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セキュリティインシデント対応はBCPの1つ

  • BCPとは、企業が緊急事態(自然災害、大火災、感染症、テロ、、、)に遭遇した場合において、事業資産(人・もの(情報及び設備)・金)の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期普及を可能とするため、平時に行うべき活動、当該緊急非常時における事業継続のための方法、手段などをあらかじめ取り決め、それを文書化したもの。
  • 情報セキュリティポリシー(基本方針、対策基準)は、人的・物的被害の防御、軽減が主眼の「防災計画」の1つ
  • インシデント対応は、被災後の事業の継続・早期復旧を視野に入れたBCPの1つ

 

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